DREAM-FIELDS

よくある質問「AC101と他の農業用ドローンとの違い」について

世界的に有名なDJI(中国)のAgras T30、XAG(中国)のP30やV40、mazex (マゼックス・日本)の飛助シリーズ、石川エナジーリサーチ(日本)のAgri Flyer、そしてNTT eDrone Technology(日本)のAC101。OEMを含めて他にもいくつかありますが、大まかにはこのあたりになります。結論から言えば一長一短で、つまり運用する圃場に合っているか、農家さんや請負防除する側の満足度がすべてです。各メーカーからすれば当然ながら競合になるのですが、スマート農業の振興という観点からは「戦友」というイメージの方が近いように思います。
そもそもなぜドローンでの農薬散布需要が高まっているのか。日本国内でのヘリ防除や動噴機での散布に農家さんの不満や苦労があるからですよね。アメリカのような広大な圃場ならヘリの方が早いですし、わずかな圃場なら動噴機が良いでしょう。またヘリを含めてどのドローンでも撒く農薬は同じです。なので適正な農薬をどのメーカー、どの機体を使ってもきっちり散布さえすれば効果に違いはほぼありませんし、農薬代は同じです。散布代に差があるのはそこに掛かる人件費が大半です。準備や移動、片付けに掛かる時間、必要な人数、車両数で大きく変わってきます。ドローン自体が持つ主要な機能はおおむね共通です。

DREAM FIRELDSがAC101を推奨している点は、なにより「運用のしやすさ」です。ドローンを飛ばしたことのない農家のご夫婦でも4〜5日の講習と訓練で運用がはじめられますし、お手持ちの軽トラ1台があればすべて積載できます。また準備や片付けに掛かる時間も短く、プロポ上でほとんどの操作が可能なのでスマホでの難しい設定も必要ありません。開発にあたっては日本の農家さんの声をもとにしているので、農機具のひとつとしてとらえていただけます。よく比較されるタンク容量ですが、大きければ良いというものではありません。たくさん積めば重くなり、その分バッテリーやモーターが大型化し運搬の問題や飛行可能時間にも影響します。NTTグループの国産機として7年保証があるのも農家さんに好評です。

冒頭に申し上げたとおり、すべてをカバーできるドローンはあり得ず、どれが最適なのかは一概に言えません。導入や運用に掛かるコスト、メンテナンスやサポートの充実度も重要です。またドローンでの散布は歴史が浅く、急速に発展している分野です。新しい技術が搭載された機体が次々に開発されています。ただすべて自動化されるのが良いかというとそうではないと感じています。自動航行に適した場所には非常に有効ですが、整形地ならマニュアル散布が早く融通が利くのも確かです。安全性についても最終的には飛行させる側の責任ですので、その判断が重要です。
スマート農業、ドローンでの農薬散布にご興味のある方はいろいろ比較検討してみてください。弊社ではデモ会やお試しの請負散布を随時行っていますのでお気軽にご相談ください。

【デモ会会場募集中!】
2月、3月は大阪、和歌山、奈良エリアで重点的にAC101デモ会開催を企画・実施しています。「デモ会」ではドローン散布の基本的なことや、機体の説明、認定操縦士によるデモフライトなどを行います。デモですので散布は農薬ではなく「水」で行いますのでご安心ください。数名から十数名のご来場を見込みますので2反程度の広さとある程度の一時的な駐車スペースが確保できる場所ならOKです。デモ会は「多くの方にドローン散布の様子をまず実際に見ていただきたい」ためのイベントです。興味のある方には個別相談の時間も設けています。ぜひデモ会会場をご紹介ください。
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